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『鉄人28号モニュメント』へ…。

神戸方面での仕事帰り、長田区にある『鉄人28号モニュメント』に立ち寄ってきました。

神戸に在住の方にしてみれば、ナニオイマサラ感がある内容かとは思いますが、
28号との初対面の感想を、僕なりに綴ってみたいと思います。


ご存知の方も多いと思いますが、
このモニュメント、今から約6年前の2009年の10月に完成。

つくるに至った経緯は、
阪神淡路大震災後、ハード面の復興は進んだモノの、
商店街をはじめとした地域の活力が失われて人が訪れない街になっていた
長田にもう一度、にぎわいを!ということで地元の有志の方が頭をひねり、
神戸市出身の漫画家・横山光輝氏の代表作、鉄人28号のモニュメントを
つくってはどうか?という案が持ち上がったのだそうです。

当初は地元でも「そんなもん作ってどうすんねん!」という声があったそうですが、
実際に公園での組み立て工事が始まった頃から「すごいものができ始めたで」
と歓迎する声に変わってきたのだそう…。

その気持ち、分かります…。。

このモニュメント、初めて見ましたが、迫力がハンパない!

高さが18mもあり、鉄人の足の裏でも、畳3、4帖あるのでは?というスケール。

 

それと、この街のど真ん中という立地が、
更に、この鉄人モニュメントを引き立てているように感じました。

通常、このようなモニュメントは、
郊外の緑豊かな公園の中であったり、テーマパークの中にあったりと、
モニュメントと周辺環境が比較しにくい、または夢の世界にいるので違和感がないといった事が多いと思うのですが、

 

このモニュメント、生活感アリアリな長田の駅前公園に突然表れるので、
周辺とのギャップが凄すぎ!

 

初めて見た時は、本物の鉄人28号が街に舞い降りたのかな?って感じてしまう力強さがあります。

 

さらに驚きなのが、周辺の市民がこの風景を自然に受け入れているコト! 😯

完成してから6年も経過しているので、この風景に慣れたのだとは思いますが、
普通に考えたら、違和感アリアリですからっ!

 

写真撮影している自分が、逆に恥ずかしいと感じるくらいに、地元の方(おそらくそうだと思います。。)は、この風景に馴染んでおられました。

モニュメント前で、普通に立ち話をする親子連れ

 

この風景を見て驚いたり、ずっと見上げてたり、写真撮影したりするかどうかで、
地元の人か、そうでないのかが分かってしまうのでは?なん~て。

 

でも考えてみれば、逆にそれだけ地元の人に受け入れられ、
愛されているモニュメントだと実感…。

 

眺めていると、自然と笑顔にしてくれる力を持ったモニュメント、鉄人28号。
ほんと、長田のシンボルですね。

 

KOBE鉄人28号PROJECTの皆さん、スゴイモノ、見せていただきました! 😀

 

矢野

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