ポールスミス展へ…。
移転作業も一段落し、やっと落ち着いてブログを書ける環境になりました。。
今回は、先日、行ってきた『ポールスミス展』をレポートさせていただきます。
京都国立近代美術館で開催されていたポールスミス展。
現在、世界で最も著名なデザイナーの1人だけあって、展覧会にも新しい試みが…。
まず、展覧会の作品は全て写真撮影OK。
さらに、受付で手渡されたイアーフォン。
これをスマホに接続し、下写真のような作品説明のバーコードを読込むと、音声案内のサイトにつながり、説明を聞きながら、作品を閲覧できます。
美術館の有料サービスでヘッドフォンを手渡してもらい、作品説明を聞ける、というのはどの展覧会でもありますが、これらが全て無料かつスマートで、しかもイア-フォンまで記念にプレゼントっていうのは、さすが、ポール。。 心憎い演出です。 😎
下はポール(ポールスミスさん、親しみを込めて、敢えて、ポールでお願いします! 😉 )が現在まで集めてきたイメージ。
私達のよく知っている有名な絵画をはじめ、雑誌のイラスト、写真、ファンが送ってくれた写真など、ポールの心に響いたイメージを額に入れて、オフィスに展示しているのだそう。アイデアの源泉ですね。
この写真は、小錦さん!では?? 😀
子供との対比が面白かったのでしょうか?
これはポールの1号店。
世界的デザイナーも、初めは、たった3m各の小さな店(部屋?)からスタートしたのですね。
下はショーウィンドー。
良く見ると蟻さん。
マネキンに向かって大行進!
クスッと笑えます。。
こちらはポールのオフィス。
おもちゃ箱のように色々なアイテムが…。
ポールの象徴的デザイン、マルチストライプが施されたローバー社のミニ。
アパレル以外の幅広い分野で仕事をしているそうで、
エビアンのボトルデザインも…。
飲んだ後も飾って置きたいです。
オフィスには、色んな方から、色んな物が届くそうで、、、
手押しの一輪車に切手を貼って送ってくる人、
ボーリングのピン、
ボディーボードや三輪車、
フラフープ!(器用に切手貼ってますねー。)
など、送る方もウィットが効いてます。 😀
仕事柄、特に気になったのはショップのデザイン。
当然、ショップにもポールのアイデアが満載だそうで、
ショップデザインと、使用した素材などが展示されていました。
面白かったのは、コレ、、
パッと見た感じ、モザイクタイルかなと思ったのですが、
実はボタン!?
この展覧会の為に作成したとのこと…。。
ボタンというアイデアだけでなく、配色のバランス感覚も含め、さすがポール…。
最後まで、楽しませてくれた展覧会…。
物を単に見るだけではなく観察するという姿勢、生き様、子供のような好奇心など、大変多くを勉強させていただきました。
ポール!
やっぱアンタ、カッコええわぁ! 😀