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建築の行く末…。

現在、担当している現場が池田市の方なので、
工事監理の帰り、豊中市で今問題になっている瑞穂の國記念小學院の周辺を歩いてきました。
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報道関係者もいましたが、思っていたよりも、周辺は落ち着いた状況。

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小學院裏側

敷地は、テレビで見るよりも、かなり大きく感じられました。

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メディアでも報じられているように、伊丹空港へ着陸する飛行機が、頻繁に上空を飛行しています。

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正面

教育思想、政治権力、汚職など、この地をめぐる様々な問題が明るみにでてきています。

これらについては国民として非常に残念ですが、メディア情報の真偽について不明な点も多く、思想については自由なので、記載しません。

ただ、この建築物の行く末はどうなるのか? どうするのか?

この点についてはほとんど触れられていないと思います。

小學院の申請が取り下げられ、今後、この地を国に返還させるなどの意見が出ていますが、その場合、この建築物は解体して更地にしてしまうのか?これについての金銭的な問題だけ解決すればそれで良いのか?

非常に疑問に感じるところです。
この建築物のために非常に多くの職人さんが額に汗して一生懸命働いたことは事実ですし、この建築物がこの世に生を受けたことも事実です。

デザインは好きではありませんが、立派な建築物だと思います。解体してしまうのは勿体ない。今後の有用な活用方法も含めて国会で討議していただきたいです。

 

建築物は政治権力の奴隷ではない。

 

 

これだけ書きたくて、敢えて今回ブログに載せさせていただきました。

 

 

矢野

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