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修学院離宮へ…

先日、修学院離宮の見学に行ってきました。
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修学院離宮は、今から400年程前、後水尾上皇の指示で造営された京都市左京区修学院にある離宮(皇居以外の別邸)で、敷地面積54万㎡に及ぶ広大な庭園と居住施設等によって形成されています。

まぁ、なんと言っても広いです。 😯

広すぎ、かつ高低差有りすぎで、普段の運度不足もたたり、見学終了後は息切れ気味。。

 

建造物や造園の繊細さは桂離宮に遠く及ばない印象ですが、背後に広がる比叡山と一体になった雄大な田園風景からは、日本の原風景ともいうべき懐かしさや、素朴さを感じました。庭園と建造物を写真におさめてきました(写真撮影可)ので、よろしければご覧ください。

 

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寿月観 後水尾上皇の御座所に当てられた数寄屋建築

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寿月観 簡素で繊細なつくり。屋根はこけら葺き。

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人工物が一切無い、比叡山側の風景。当時から変わっていないのだと思います。
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平野側の風景。田園の奥に市街が広がっています。

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窮邃亭(きょうすいてい) 浴龍池の中島の頂上にある茶亭で創建当初から現存。

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窮邃亭(きょうすいてい)
蔀戸(しとみど)越しの緑と、戸から射し込む光でほのかに照らされた陰影のバランスが絶妙。今回、最も印象に残った『和』を感じさせてくれる建築です。
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浴龍池に架かる千歳橋(石橋)

 

写真は、全体のごく一部ですので、重ねて書きますが、広いです。
でも、日本の四季をこの上なく感じられる施設だと思います。

また、別の季節に訪れてみたいと思います。 😉

 

矢野

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