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logchair3製作…

今回は、久しぶりに工房での活動について、お話させて頂こうと思います。
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前回、工房で作ったlogchair2のブログをご覧になった施主様から、うちの子にも是非作って欲しいとのアツいリクエストがあり、今回もまた、丸太を削って椅子を作ることに…

 

まず初めに、チェーンソーで丸太を切断して、座面と背もたれの原型をつくります。
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ここからは、椅子の形をイメージしながら、ひたすら荒削り…
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この椅子をつくる時は、設計図は一切書きません。削りながら形を見て、また削るの繰り返し。普段の建築設計では頭ばかり使って体はあまり動かさないので、こういう風に無心になって感性の趣くままに形を削り出していく作業が、私、楽しくて仕方ありません。

 

 

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荒削りが完了したら、もう少し丸みが出るようにグラインダーで削っていきます。
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それと同時に脚の部分も作ります。
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今回は2脚作ったので2つの脚が…

 

右は、鉄板(t=2.3mm)をプラズマ切断機で丸い形(250mmφ)に切断したものに丸鋼(12mmφ)を溶接した状態。左はそれをエイジング加工(アンティーク加工)を施した状態です。

鉄表面の質感が異なっているのが写真でもお分かり頂けますでしょうか?
(あんまり分からなくても、分かるって言って欲しい―!!😁 なぜなら、この加工だけで3時間近くも掛かちゃってるので…😎)
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それと今回は高さ調整できるように、丸鋼の上にM12の寸切りボルトをカットした物を溶着してみました。想いの高さに調整してダブルナットで固定する方法です。

お子ちゃまは、身長の伸びるのが早いですからねー。

 

 

 

というわけで完成です!

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今回は違う形にしてみようかなっとも考えたんですけど…
やっぱり、こんな感じの丸みを帯びた形の方が、お子ちゃまにフィットするんじゃないかなと思い直し、結局、前回と同じデザインになりました。

 

大事に使ってやって貰えると嬉しいです!

 

フィールド建築設計舎

  • Date:2019.03.12|
  • Category: 工房
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