『豊能の高齢者住宅施設』建方工事 開始…。
『豊能の高齢者住宅施設』の現場は、建方工事が始まりました。
建方工事は、木造、鉄骨の建築工事の中で、最もダイナミックな瞬間。
鉄筋コンクリート造の場合は、1層ずつ型枠を組んで、コンクリートを打設の繰り返しですから、建築物は徐々にしか建ち上がっていきませんが、木造、鉄骨の場合は、軸組材を一気に組み上げるので、昨日まで基礎しか無かった場所が、劇的に変化していきます。
昔から上棟式でお祝いしたりするのも、皆のイメージでしか無かった建築物がこのようにが突如としてこの世界に現れてくる(生まれてくる)からかも知れません。
工事では、勿論、クレーンなどの重機を使用しますが、組立作業は、今も変わらず職人さん。
かっこいいです! 😀
写真中央の『さげふり』を使用して、鉛直精度の確認を行います。
昔は、この『さげふり』も、糸に重りが付いただけの振り子で、風の強い日は、揺れが止まらず、現場では大変そうでしたが、今は周りに防風カバーが付いた『風防さげふり』に進化。
日本は、職人さんだけでなく、工具メーカーのアイデアもすごい…。
北棟の建方工事後、南棟へと移行します。
職人さん、工務店の皆さん、お疲れ様です。
まだ先は長いので、適度に休憩をとりながら、安全第一で、お願い致します。