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『対馬』へ…。

今週、新しいプロジェクトの現地視察で長崎県対馬市に行ってきました。
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玄界灘を臨む丘に保養施設を建設する計画です。
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敷地から海を臨む
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海側から丘の風景

視察した日はあいにく、曇天。

ですが、晴れた日は島を背に朝日が昇る最高のロケーションです。😀

 

それと、折角ですので、少ない時間でしたが敷地周辺も見聞してきましたので、
少しお話しさせていただきます。

そもそも、対馬ってどこ?という方、下の地図をご覧ください。
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対馬は、ちょうど九州と韓国の間に浮かぶ長崎県の離島。

人口は約3万人で、沖縄本島に対して約6割の面積。

地理的には九州よりも韓国に近く、古くから大陸、特に朝鮮との交流が盛んで、現在は韓国人旅行客が急増しています。実際、町を歩いていても、ハングル文字の看板や韓国語が飛び交っています。

 

 

日本、特に本州からの観光客は、沖縄ほど多くないため、関西の方には対馬と聞いても耳馴染みの無い方はいらっしゃるかも知れませんが、変に観光地化されていないので昔からの島の風土が色濃く残っており、私達としては非常に興味深い土地柄でした。

その一つが、椎根という山村に建つ石屋根の倉庫です。
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この地域で産出する石材を屋根に葺いた建物で、この村のあちこちで目にすることができます。
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軒先の様子
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棟の部分
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重い石材を支えるため、構造の木柱は約300角。大きなお寺のそれのようです。

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倉庫周辺の風景

 

倉庫建物が周辺の風景と一体化しており、時折、鶏が鳴く、まるで日本昔話の世界にタイムスリップしたかのような環境です。

 

この地を訪れる観光客は、それほど多くはなさそうですが、それだからこそ、この地で営まれている本当の生活を見聞することが出来て、とても感動しました。

 

 

まだまだ、お話ししたいことがあるのですが、
そろそろ長くなってきましたので、また次の機会に!😀

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