工房での家具製作記録。
今回は、最近、和歌山工房で制作した、もしくは製作中の家具についてご紹介したいと思います。
まずは上の作品(子供用の椅子)です。
制作工程
座板の切削(古民家解体時に頂いた古材を再利用)
脚部の製作(丸鋼12φ)の曲げ加工
座面の角度調整(背もたれ側に5°程度の傾斜をつけることで座り心地が格段に良くなります。)
溶接で脚部の接合(仕上がりに鉄の素材感を残したかったので、溶接外観の美しいTIG溶接機で溶接しています。)
鉄部の溶接完了後
座面と背もたれを設置して完成
同様の方法で、大人用の作業用腰掛けも製作してみました。
仕上げはウレタンニスで着色。
完全にハンドメイドなので、背もたれのY型部分が対称ではありませんが、
これはこれで、アジがありませんか?🙄
お尻と腰のラインにフィットするよう、厚さ5cmの板を切削して丸みをもたせています。
次は大阪事務所に設置予定の作品棚製作中の様子。
24mmの構造用合板をロの字に組み合わせたシンプルな棚。
合板をテーブルソーでカット中。
棚の小口部分に貼る銅の平鋼。
銅の平鋼をエイジング加工しているところ。
また、こちらの棚も完成したらアップしますので、
覗いてやってくださいませ。😀