電動ゴーカートをDIY(後編)
今回は、私がプライベートで製作している、電動ゴーカートの後編をお届けしようと思います。
前回のブログがかなり前なので、少しおさらいをしておきます。。
写真のように、電動ドリルで動くカートを製作していたのですが、完成前に実際に動くか実験してみたところ、カートの走行負荷に耐えられず、敢無く電動ドリルが破損😑したところで終わっておりましたので、今回はその続きからになります。
写真は電動モーターとそれを制御するドライバ、そしてリチウムイオンバッテリー。
前回の失敗(パワー不足)から、電動ドリルに使用されていた物より強力な電動モーター(500W・24V・DCモーター)を採用することにしました。
私、専門が建築なもので、電気関係はそれほど詳しくないのですが、色々と調べていくと、モーターを制御するにはドライバという制御ボックス(写真中央)が必要で、このドライバから発生するパルスという電気信号でモーターの回転数(今回の場合は速度)を制御するようですね。
ちなみに、ドライバに直結するのが、下のアクセルレバー。
このアクセルレバーの開度とモーターの回転数が連動します。
これに少し手を加えてアクセルを踏み込み易くしてみました。
もう一つはバッテリー…
上のような自動車用の鉛蓄バッテリーを採用することも考えたのですが、必要な電力に対してバッテリーが重すぎる点、充電に手間がかかる点、バッテリーコントロールが困難な点など、デメリットが多いので、最終的に下のリチウムイオンバッテリーを購入。
中国製なので若干、というか、かなり不安でしたが、日本製では適当な物が無かったので、こちらに。ただ、結果的には問題ありませんでした。(あくまで、今のところですが…😅)
でもやっぱり中国製は不安だったので、下のような鋼製のバッテリーケースを作って、内蔵することに。
内蔵すると下のようになります。
さらに、バッテリーへの衝撃を吸収する木箱も作り、2重のボックスに内蔵することにしました。
これで木箱の内側に貼ったスポンジが衝撃を吸収してくれます。
アクセル、モーター等を本体に組み込むと下のようになります。
(工房内、散らかっており、見苦しくてすみません。)
さらに前方にバッテリーを載せると、
こんな感じに。
フロントにバッテリーを載せたのは、バッテリーが重りの役割を果たしてくれるから。
フロントが重いとハンドルが良く効き、コーナーリングがし易くなります…
って程、スピードは出ませんが…😅
これに、フロントカバーとヘッドライトをつけると、
こんな感じで、ほぼ完成。なんか、チョイ悪ガエルのような感じがしませんか?😎
ヘッドライトは100均で売ってたプッシュ式ライト。
ちなみに、モーター、バッテリー、ドライバは後部で接続しています。
モーターとタイヤは、前回の電動ドリルの時と同様に、チェーンとスプロケットで連結しています。
チェーン下の金具は、チェーンの脱落防止用金物(スチールプレート曲げ加工)
試行錯誤の連続だったので、結構、時間がかかってしまいましたが、
ひとまず、完成です。😀
で、一番重要なところ、本当に動くのか?ですが、、、、
→こちらの動画でご確認ください😀(私有地で走行しています。)
まだまだ問題はありますが、一応、走ったのでOKでしょうか?
子供も、はじめは怖がっていましたが、次第に楽しくなってきたようで良かったです。😁