『インフィオラータこうべ2023』へ…。
皆さん、今年のGWはいかがお過ごしだったでしょうか?
僕は、神戸に行ってきたのですが、北野町を散策する途中、偶然出会った『インフィオラータこうべ・北野坂2023』がとても良かったので、ブログでご紹介させていただきます。
神戸市によると、このイベントは、阪神・淡路大震災で傷ついた神戸の街を美しく彩りたいという思いで、1997年に初めて開催され、街をチューリップの花びらで彩る神戸の春の風物詩なのだそう。
今年で25回目だそうで、震災のあった翌々年から続いている結構歴史のあるイベントみたいです。(ルミナリエは何度も行ってますが、お恥ずかしながら、こちらのイベントについては知りませんでした。😅)
『インフィオラータ』とは、道路や広場に花びらなどにより絵模様を描き鑑賞するというイベントだそうで、イタリアのジェンツァーノ市をはじめ、ヨーロッパの各都市で実施されているのだとか。
ちなみに今年のテーマは、神⼾のジャズ、100周年だそうで、横5m×縦10mのジャズをテーマにした花絵が沢山展示されていました。
ジャズの街、神戸をPRする花絵
普段は車道利用している道路に花絵を展示し、その周辺は芝生敷。
開催期間中、道路は歩行者天国に。
通りの四つ角。
開催期間中だけ、アスファルトに直接芝生を敷いているのが良く分かります。ちなみに、芝生は終了後、小学校のグランド等に敷かれ再利用されるとのこと。
花絵に使用されているチューリップの花びらですが、チューリップ産地で、球根に栄養をまわすために、刈り取られ捨てられてしまうモノを再利用しているのだそう。
上の芝生もそうですが、無駄なくアートしてるところがいいですね。😀
さらに、先ほども描きましたが、今年のテーマは『神⼾のジャズ、100周年』だそうで、花絵の間にジャズの特設会場も設けられていました。
通常は車道利用されている空間が芝生敷きとなり、ジャズバンドの方が演奏されているのを通り掛かった人が芝生に座って聴いていくというシュールな光景が微笑ましく、某テレビ番組の〇〇珍百景に推薦したくなるほど素敵で、非日常感満載でした。😀
その後の予定もあったのですが、僕達も思わず立ち止まって(座って?)青空の下、ジャズの生演奏が流れるこの贅沢な空間を堪能させていただきました。
『インフィオラータこうべ』で、『公共空間』というものの在り方について、改めて考えさせられたような気がします。
勉強させていただきました。😃