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新年、明けましておめでとうございます。

新年、あけましておめでとうございます。
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平成30年のお年賀です。

平素お世話になっている皆様の「年始初笑い」を頂戴すべく?
11年前から続けている当事務所の恒例行事、お年賀作成プロジェクト…。

今回は、その11回目。
五山の送り火で有名な、京都市の東方に広がる大文字山の上空より、お届け致します。

今年の干支は『犬』

 

犬=大+ ` だろう!
更に、日本で一番有名な『大』は大文字焼きの『大』だろう!
といういつもながらの単純な発想で、日頃のデスクワークで鈍りに鈍った体にムチを打ち、大文字山を登山して参りました。

冒頭の写真では、お分かりになりにくいと思いますが、下写真の→のところに、
詳細えぇ年のオッサンが、『あけまして』『おめでとうございます』の半紙を
持って佇んでおります。

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今年も、年始早々(実際は年末です)こんなコトやっておりますが、、、
仕事の方は、皆様のご期待に沿えるよう、精進して参りますので、
何卒、宜しくお願い申し上げます。 😀

この先は、大文字山の説明、年賀撮影の模様など、綴っております。
年始、皆様お忙しいと思いますので、本当にお時間に余裕がおありの方のみどうぞ…。
五山の送り火で有名な大文字山。(如意ヶ獄)

毎年、8月16日の20時から点火されるそうです。(予備知識?)

ちなみに、大文字焼きの『大』の字ですが、
一画80m(45間・19床)、二画160m(88間・29床)、三画120m(68間・27床)
(勿論、ウィキペディア情報です。)

床というのは、火床のことです。
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細長い大谷石を2つ並べた火床。この上に井桁に薪を組んでいく。

さて、この大文字山で撮影するにあたって、まず最初に、ドローンを飛行させることができるかどうかを調べました。

航空法の改正以来、住宅密集地等でドローンを飛行させるには、国土交通省に申請し、許可を得る必要があります。私達も、竣工した建築物の空撮のために、申請したりもするのですが、許可を得るまで3週間程度の期間を要するので、今回の撮影地(大文字山)がそれに該当しませんように…と祈りながら、調べていると…。
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なんとかセーフ!(赤色の部分が住宅密集地。青色の部分が飛行予定地域)
まぁ、山なので当然と言えば当然ですが…

というわけで、2017年、歳の暮れの早朝から大文字山を登山開始。

登山口は銀閣寺の参道を逸れたところにあります。
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銀閣寺
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登山口
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渓流沿いの緩やかな坂道を歩くこと15分。

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ここから、急な坂道が連続します。ただ、道が整備されているため、割と順調に登れました。登山というより、ハイキングのような感じですね(私達は息絶え絶えでしたが…)
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途中にある、お地蔵さんにお祈りして…
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終盤にある150段以上の階段をひたすらのぼると、
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山頂に到着!

大文字焼きが京都市内のほぼ全域から望めるだけあって、山頂からは、京都市内が一望できます。このように京都市を眺めると、四方を山に囲まれた盆地なんだということを改めて実感。
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早朝にも関わらず、山頂には、ハイカーの皆さんが…
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呼吸も落ち着いてきたので、周辺を散策してみると、あちらこちらに火床が…
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OLYMPUS DIGITAL CAMERA
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その後、火床の影が程よい長さとなるよう、日光が射す角度を計算し、撮影時刻までの間に『犬』の ‘ づくりのため、傾斜した草むらをたどたどしく歩きまわりながら、持参したビニールシートを10m以上敷設。

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慌ただしく、ドローンをセットし、空撮開始→冒頭の空撮写真のできあがりです。

一応、他の映像も撮影してみましたので、宜しければご覧ください。
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真上からの映像
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上空100mからの映像。大の字というより、星形に見えますね。
市内の平野から望むとちょうど『大』の字に見えるよう、山の角度とのバランスを計算して描いているのですね…。😆

ちなみに、大の一画目の横棒が、メインの通路となっており、
中心の部分には、下写真のようなお社があります。
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なんか、年始早々、長文になってしまいましたが、もし今後、大文字焼きを眺める機会がありましたら、少し思い出してやって貰えると幸い(?)です。

という訳(どういう訳?)で、本年もよろしくお願い申し上げます。

フィールド建築設計舎

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