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まちの部屋

先日、友人の建築家と泉北ニュータウンの
「まちの部屋」プロジェクトを見学に…。

このプロジェクトは、昨今社会問題化しつつある府営住宅の空き家を
コンバージョンし、地域で共用する「まちの部屋」として、 高齢者の
デイユース、ショートステイ、ゲストハウスなどに活用する試みだそうです…。


団地の中で、空き家の数住戸を改修。
大阪市立大学研究室が中心となり、改修設計を行ったようです。
 
住戸type1-合板吊り天井(左写真中央CH1.8m)が、空間の中にリズムと奥行を生んでいた。
 
住戸type2-斜めに振られた共用部の間仕切と木ルーバーが特徴的…。


住戸type3-グリーンのななめ壁とトップライトを思わせる間接照明が効果的…。

どの住戸も、個室に比べ住まい手の集まる共用部(リビング)に対して
より提案的である点に共感がもてました。 🙂

この空き家改修の取組みは、泉北ほっとけないネットワークプロジェクトの一環です。
ここでは、割愛しますが、このプロジェクトも、今後の高齢化社会を見据えた上で、
非常に有意義な試みです。 😮

古いモノに手を入れながら、その本質を見失わず、時代に応じた使い方へと
アレンジすること…。

建モノにも システムや制度にも求められる考え方だと思います…。

 

矢野

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