ロケットストーブ製作(その1)
年末年始にかけて、寒い日が続いてますね~!
私たち、寒いのは大の苦手。。。 🙁
そんな訳?で、さむ-い、この季節に、工房にてロケットストーブなど、作ってみました。
皆さん、ロケットストーブってご存じですか?
上のように、
ヒートライザーと呼ばれる燃焼筒(↑上昇気流と記載した部分)を
断熱材(黄色網掛け部)で覆い、煙突効果を飛躍的に高めたストーブです。
薪などの燃料を、完全燃焼に近い状態で燃やすコトができ、
非常に高効率な熱エネルギーを得ることができます。
ちなみに東日本大震災の際には、被災地で、煮炊きや暖をとるために大活躍したとのこと。
本来のロケットストーブはもう少し大がかりなモノなのですが、製作時間、保管場所の関係で、
今回は、比較的コンパクトなペール缶 ロケットストーブを製作。
上写真が使用した材料です。右上の2つがペール缶。
ちなみに今回は、ペール缶を購入しましたが、オイル缶として使用されているので、ガソリンスタンドで上手に交渉すれば、無料でゲットできるかも…。 🙂
あと、上写真の左が断熱材としてして使用するパーライト。 園芸などで利用する発泡系の人工用土で、ホームセンターにて購入できます。
最後に、写真中央部、
焚き口、バーントンネル、ヒートライザーの役割を果たす部分です。
材料は、ステンレス製煙突パーツ。T字管、エビ曲90°、半直管の組み合わせです。
サイズは色々ありますが、私たちは106φを使用しました。
基本的に、この材料があれば作れますが、後は本人のアイデアで
よりパワーアップしたモノも製作可能…。
原理はシンプルですが、パワフルな火力と、色々工夫できるところが
このストーブのオモシロイところ。。。 😀
もし、このブログを読んで、
作ってみよう!って思われた方、分からないコトなどあれば、いつでもメールください。
もしくは、「ペール缶ロケットストーブ」でググってもらえば、
親切な方がもっと詳しい作り方を紹介してくださってオリマス。
文字ばかりの読みづらいブログになってしまったので。ここからは写真で…。
ペール缶にエビ曲90°を通す穴をあけるため、目印になる紙を貼ったところ。
紙の目印をもとに、 ペール缶にマジックで印をつけ、
その印に沿って金切り鋏で切っていきます。
比較的簡単に切れます。
放射状に切り終えたら、尖った部分を切り落とし、
ペンチを使って、残りの部分を管の内側に曲げます。
そして、ペール缶の中に、煙突管を差し込みます。
続いて、上写真のように上下のペール管をジョイントするために、
↓の部分に穴をあけていきます。
上写真のように電動のドライバーでなく、千枚通しでもOK!
同じ要領で、ペール缶トップ蓋も金切り鋏で切って穴をあけ、ペンチで曲げて
こんな感じにします。
今回のブログは長いので、続きは次回に…。 😀