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Visual Effects

先日、メビック扇町のビジネスフォーラム
「ハリウッドのVisual Effectsクリエイターが語る3D映画製作の現場から」に参加。

ハリウッド超大作でVFXに携わった経験をお持ちのVisual Effects Artist
疋田恵美子氏(Pixomondo社)の講演を拝聴してきました 🙂

私自身、大の映画好きというコトもあり、メイキングのコトなど、大変興味深いお話でしたが、
なかでも、特にハリウッドスケールを感じたのは、
アカデミー賞で5部門受賞に輝いたマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」

(C)Paramount Pictures 2011

この作品のVFXを担当したPixomondo社は、アメリカ、英国、中国、タイ、ドイツの5カ国にオフィスを構えており、各国のオフィスが連携しながら24時間体制で、しかも約400人のアーティストが1,000台のコンピューターを用いて1年がかりで完成させたとのコト…。

どんだけ密度の高い仕事しますねんっ!!!!

その動画をみつけたので、よかったら、その仕事をご覧ください。(少しデータが重いのですが…。)

あとで、調べたところによると、この動画の最初の駅へと下りていくシーンのVFXだけでも、
コンピューター処理するのに17万1,015時間必要だったとのこと…。

私も、自身の建築イメージCGなどは、3dsMaxでつくるのですが、やはり映像のプロフェッショナルになると、全く次元が違うなぁ…! 😯 (そんなの当たり前ぇ~!!!) と素直に感激…。

他にも、日本とハリウッドにおける映像産業の構造的な違いや、今後どのようなカタチで
コラボレーションしていけるかなど、真摯に語っておられた姿が印象的でした…。

業界こそ違いますが、1人のつくり手として、心に響く講演でした 🙂

矢野

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