高床の家…。ボーリング調査
高床の家もボーリング調査に突入です。 😀
一般的な木造2階建住宅などでは、スウェーデン式サウンデイング試験が一般的ですが、
計画中の住宅は、鉄骨造で重量があり、杭工事が必要と判断されること、
また、事前データから支持地盤が深いと予想されるなどから、標準貫入試験を採用。
標準貫入試験は、地中の土を採取することが可能で、
そのメリットは、様々な力学試験により、土の成分や性質を分析し、
信頼性の高いデータから総合的に地盤強度の評価ができる点 🙂
デメリットは、スウェーデン式に対して、調査コストが掛かること。
したがって、どの規模の建物や、どんな地盤でも採用すればよいという訳ではありません。
地盤調査も数ある中から条件にあったものを適切に選択する必要があります。
地質データは、構造設計において最重要なデータの一つです。
建物を支える「基礎」を設計するデータですから…。
どんなことでも基礎が一番大切。
どれだけ良いプランやデザインの住宅でも、数年で傾いたら意味ないですから。