キャンベルのスープ缶。
最近、仕事の話題が多かったので、久しぶりに、アートのお話などを…。
今年の夏、東京の国立新美術館で開催されていた
「アメリカン・ポップ・アート展」のお話です。
この展覧会、現代美術における世界有数のコレクター、
ジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻の個人コレクションを一般公開したものらしく、
ロイ・リキテンスタインやクレス・オルデンバーグ、トム・ウェッセルマンら、
巨匠たちの作品が、約200点も展示されていました。
個人でこれだけの作品を保有するって、どんな金持ちやねんっ!!!
と心の中でツブヤキ、ツブヤキ、 ツブヤキながら…鑑賞。
中でも、アンディ・ウォーホルの傑作といわれる「200個のキャンベル・スープ缶」を見たときは、
感動!!! 😯 の一言。。。。。 なかなか実物にお目にかかる機会はないですから。
この絵をよく見ると、
このように、アメリカのキャンベルスープカンパニーのスープ缶が
200個も描かれています。
さらによく見ると、このTOMATOの部分が、
ONIONだったり、CONSOMMEだったり、CLAM CHOWDERだったりと
バリエーションが豊富なことに気づきます。
もっとよく見ると、実は、Campbell’sの字も違います。
この1企業の商品を題材にした作品が、
ポップアートとして、美術的に認知されているコトも驚きと言えば驚きですが、
もっと、驚いたのは、
美術作品鑑賞後のショップで、
本物のキャンベルスープ缶が販売されていたこと。。。。。
さすが、国立新美術館さん!ウマイ商売しはりますな~! 😀