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溶融亜鉛メッキ工場視察。

高床の家で採用する、鉄骨の溶融亜鉛メッキ工場の視察に…。


高床の家は海岸近くにあり、塩害を受けやすいため、鉄部を錆から守る必要があります。
その際に効果的な仕上げが溶融亜鉛メッキ。

下のように、400℃近くに熱せられたドロドロの亜鉛釜の中に鉄骨を吊し入れ、
亜鉛で表面をコーティングします。


次の写真がメッキ完了後の状態。

亜鉛メッキは耐候性があり、錆にも強いのですが、
このギラギラ感がどうしても無機質な印象を与えてしまいます。

この質感が今回の建設地や、店舗併用住宅という用途に
そぐわないと判断したため、リン酸処理という工程を追加。

上写真がリン酸処理後(黒色)の状態。
落ち着いた印象で、周辺の風景とも馴染む素材感に。

このメッキ処理された鉄骨構造体が、現場に出現するのを
今から楽しみにしております。 😮

 

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