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「下町ロケット」なるモノ…。

ロケットストーブのブログの次に、下町ロケットって、、、ってロケット感出し過ぎな感じもしますが。
最近、この本を読了したので、感じたところなど綴ってみようと思います。


この本は、あの「半沢直樹」の原作「オレたちバブル入行組」の著者でもある池井戸潤氏が執筆された本で、数年前からハードカバーで書店に並んでいたのですが、セコーイ!僕は文庫本になるのを今か今かと待ち望んでオリマシタ。。
 

もしかしたら、今後読まれる方もおられるかも知れませんので、ザックリとあらすじだけ…。

 

ロケット技術者だった佃航平が、ある事故をキッカケにロケットの開発者の夢をあきらめ、家業の佃製作所を継ぎ、代表取締役に就任。社長となった佃航平は、その技術者としての心意気と才能で、技術力に磨きをかけることで会社を盛り立て、売上げを伸ばしていきます。

とはいっても、所詮は中小企業。 様々な出来事から、会社経営は困難な状態に…。 

そんな時、佃がロケット開発者だった頃の夢の延長で開発していた新型ロケットエンジンの主要部品の特許を20億円で譲ってほしいと、大企業から話しを持ちかけられます。 

特許の譲渡や使用許可ではなく、実際のロケットに部品として納入したい佃と、そのリスクや手間から反対する社員、そしてたかが「町工場が部品納入など」と見下す大企業の担当者の間で物語が展開。 次第に社員や大企業担当者の思いにも変化が…。

 

ザックリ??お話するとこんな感じです。


分野は違えども、同じ「物づくり」をする者として 僕は、この佃社長にメッチャ共感! 😀


経営はもちろん大切ですが、物づくりをする者としての誇りや夢、信念があって、
技術やデザインを追求する姿勢があって、それを実現する力が認められてこそ。
分野は違いますが、
「本田宗一郎」さんのような物づくりが理想です。。

 

今の工事現場での会議。

職人さんや技術屋さんが、知恵を絞ってくれてます。

コスト面で議論するところはあっても、同じ「建物づくり」をする者として共有できる
ところがあるのはスゴク嬉しいし、設計者として、とても楽しく、やり甲斐がある…。

工事関係者の皆様には、まだまだお願いすることもたくさんあると思いますが、
「下町ロケット魂」で、どうぞよろしゅうお願い致します! 😮 

 

矢野

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