平城京跡…。
仕事の話題が続いたので、ちょっと息抜き…。
先日、奈良の平城京跡地を散策してきたお話などを 。
平城京…。
今から1300年前の奈良時代、日本の中心だった場所。
中学生の時、「なんと美し平城京→710年」と覚えさせられたかすかな記憶が…。
近鉄奈良線に乗って、平城京跡地を通過することは度々ですが、
ワタクシ、実際に、この場所を訪れたのは、今回が初めて。
初「平城京跡」です。 🙂
トップの写真は、朱雀門から太極殿を望んだ一枚。
建築的にいうと、それぞれが同一軸線上に配置されており、
朱雀門が額縁となって太極殿側の風景を切り取り、
均整のとれた風景をつくりだしています。
復元された朱雀門
同じく、復元された第一次太極殿
(現存する資料から専門家が推測して建造したのだそう)
太極殿から、朱雀門を望んだ風景。
写真では分かりにくいのですが、敷地の周囲をこのような塀で囲っており、
自然の原野を長方形の幾何学領域で切り取った風景が望めます。
自然と、建造物によって囲われた領域のコントラストが際立って、美しい…。
まあ言い方を変えれば、なにも無いのですが…
第一次太極殿の内部
建築様式は、大陸(中国)の影響を、大きく受けています。
一角に展示されている鴟尾(しび)
太極殿の棟の両端についている装飾
(金の鯱の原型のようなモノ。ちなみに東大寺にも設置されています。)
平城京イメージ図
現在は、朱雀門と太極殿しか復元されていませんが、
係の方のお話では、将来的に、上図の奥側の庭を取り囲む
築地回廊も復元する予定だとか…。
ちなみに、500億円以上 😯 の莫大な予算が掛かるそうですが、、、
生きてるうちに、復元された風景を眺めてみたいものです。。。
近くにある平城京史跡資料館では、ボランティアのガイドさんが、
平城京のこと、奈良時代のことを丁寧かつ熱心に教えてくださいます。
訪れてみて、
「奈良時代って想像してたよりも、かなり文明が発達してたんだ」って
純粋に驚きました。 😀
季節の良い時期に、皆さんも散策がてら訪れてみてはいかが?
おススメです! 😀