鉄琴手摺のモックアップ製作工場へ…。
『神戸の保育園』に設置する『鉄琴手摺』のモックアップを視察に、製作工場へ…。
訪れたのは、和歌山市にある『森ステンレス』というステンレス製品の製作工場です。
内部は、「まさに工場!」という雰囲気。
メカ好きの私たち…。
社長にお願いして、場内を見学させていただきました。
プレス加工機
曲加工機
曲加工されたステンレスパイプ
(こちらの工場では、3次元加工も可能だそうです)
そして、本題の鉄琴手摺です。 。
鉄琴手摺のモックアップ
この手摺、
手摺子という柵の部分の長さや面積を1つづつ変えることで、
それぞれの波長と周波数が変化し、叩くと音階になるというモノ。
楽器ではなく、身近にあるモノ(手摺などの建築部材)でも、
「長さや面積を変えることで、音が変化する」
ということを園児達に体感して欲しくて、この手摺を提案させていただきました。 😀
モックアップの実験動画→途中なので音程が微妙ですが、コチラもご覧ください。
例えば、音についてですが、
小中高では学校教材を用い、
知識として、波長と周波数の難しい公式 😡 、スキルの必要な音楽演奏 😕 、などを学びますが、
感受性豊かな幼児期に日常生活の身近なモノで、原理やイメージを教えてあげれば、「音」全般についても、もっと興味をもち、将来への良いキッカケに繋がるのではないでしょうか?
また、このような体験を通じて、大まかなイメージを教えてあげる方が、子供たちにとって、
本当に役立つ知恵として、記憶されていくのではないでしょうか?
………。
思わず熱く語ってしまいましたが、なにか、最近の子供達が窮屈そうに感じるので、もっと楽しく学べてもいいかなーと思いまして…。
この体験がキッカケで、将来、この保育園の卒園生が、音楽家や音に関わる職業についてくれることを密かに期待しております。。 😎