『すべり台』制作中(その1)
最近、仕事の合間に、工房で『すべり台』を制作しております。
その制作の様子をレポートさせていただきます。
そもそもの発端は、事務所移転の際、床張りに使った余材の足場板と、前事務所の床材として使用していたフローリング材の再利用方法を考えていたとき、もうすぐ2歳になる娘の誕生日が近いので、プレゼントにすべり台を作ろう!と思い至った、いつもながらの単純な動機。
前事務所で使っていたパインのフローリング材(剥がしたモノを業者さんからいただきました。)
簡単な設計図です。
Aの部分で、すべり台と階段のササラを90°でジョイント、補強材としてBの部分にテンションロッドを設置するイメージです。Cの部分には重り(コンクリートブロック)を置き、安定性を確保する予定。
すべり台と階段の段裏にフローリング材を、残りは、足場板を使おうと思います。
フローリング。
床固定のため、強力な両面テープを貼っていたので、まずそれらを剥がしていきます。
剥がし終わった材を裏表2枚で接着し、それを3枚分繋げていきます。
長年、床材として敷いていたので、日焼けしています。。
良い感じのアジが出ているのですが、部分的に両面テープがくっついてしまっているので、全体にグラインダーをかけ、汚れを落とすことに…。
ササッとグラインダーをかけるだけで、面白いように汚れが落ちていきます。(汚れついていても表面を削れるところが無垢フローリングの良さですね。)
続いて、両サイドの実加工を鑿で削っていきます。
実を削りとった板の両サイドに足場板をビス止めし、階段のササラ板も接合します。
すべり台らしくなってきました!
次に階段ササラ板の幅を広げるため、もう一枚、足場板を接続。
板をダボ接合するため、ドリルで穴をあけ、
片方に、丸鋼12Φを差し込みます。
接続後。
続いて、B部分のテンションロッドを、12Φの丸鋼材と3mm厚の平鋼を溶接ジョイントにて製作し、錆止めの亜鉛メッキ塗装をして乾燥。
作業時間が限られているので、進行は緩やかですが、徐々に完成へと近づいています。
ブログが長くなりましたので、今回は、ここまでとさせていただきますが、またご報告させていただきます!