『Camping Truck』製作 vol.07
レンタルしたトラックに載せれる居住用のボックスをつくって、キャンプに出掛けてみよう!と思い立って始めたこの企画。製作初回からもうすぐ1年が経ちます。
ほぼ月1回の作業で、ゆったりペースで進めてきましたが、そろそろ完成させて、今年の夏キャンプには出掛けてみたいと思っております。
さて前回は、下図の赤色部分、窓(開口)まわりの部品を作っていたのですが、今回は窓枠の取付(青色部分)と、窓パネルの設置を行います。(ちなみに完成形が上の写真です)
まず、窓の枠廻りに戸当り材を設置していきます。
取付完了後の様子がこちら。
見た目、あんまり変わってません。。😗
どこを作ってるのか分からない、地味な作業ですが、こういう地味でコツコツした作業が後々、高い水密性に影響していきます。
次は、戸当りへの水密パッキンの取付工程。スポンジ状のパッキンを4つの窓周囲に全て取り付けていきます。
これも、見た目にあまり変化が感じられませんが、音や気密性と関係する大事な工程です。
実際に作ってみて分かったのは、開口部まわりは、普通の壁の倍以上の手間がかかるということ。特に今回の場合、窓部品の製作から全てDIYなので、4倍以上の手間がかかってしまいました。😅
可動する部分は見た目だけでない様々な要素(気密、水密、施錠、重量、開閉の使い勝手など)が関係してくるので、他の部材より何倍も精度が重要→もちろん設計上では当然のことながら、今回、身をもって経験しました。。
やっと枠廻りが完成したので、いよいよ窓パネルの取付。
まず、窓パネルに丁番と、パッキンを取付け、窓枠に窓材を取付ます。
窓パネルを取付けた様子。
床に座った際、開いた窓パネルがテーブルとして使えるように意図しています。
窓枠に窓パネルを取付後、全てのパネルに吊材(チェーン)を取付けます。
下写真が窓パネルが開いた状態。
早く完成させて、この開口の先に広がる風景をお届けしたいです。
閉じる際には、チェーンを引っ張り、窓上の引き寄せ錠で施錠します。
チェーンをフックに吊るすシンプルな機構なので、チェーンの球数に応じて開閉の状態も自由に設定可能です。
ちなみに外側からはこんな感じ。
閉めると、このようにボックスになります。
今回はここまで。
次回、出入口の扉を取付ければ、仮の完成になるので、一度、レンタルしたトラックに載せ、走行状態などをチェックしてみる予定です。
また、レポートさせていただきます。
- Date:2021.05.15|
- Category: Camping Truck |
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