FOLLOW US

BLOG

『Camping Truck』製作 vol.05

工房で製作中の『Camping Truck』製作レポートも5回目。
今回は、ルーフテラスに出るためのハッチの製作。

まず屋根に600角の孔を開けます。
1
つづいて、屋根から雨が流れこまないように、開口周囲に立ち上がりを設けます。
4
この開口にハッチを設置するのですが、折角なら、空が見える方が良いので、ハッチは透明にしたいところ…。なので、ハッチの框部分(フレーム)を鉄で製作し、アクリル板を取付ようと思います。

まず、フレームの製作から。
L型アングルを60cm程度に4つカットします。
2
8
それらをロの字に固定して、3
溶接します。
4
表面を平滑にするため、グラインダーで研磨しすると、
6
こんな感じでフレームは完成です。
7
それに、把手、丁番を取付け、塗装したものがこちら。
9
これにアクリル板を取付けます。
下は写真は、アクリル板をテーブルソーでカットしているところ。
4
アクリル板も木材と同じように、簡単にカットすることができます。

カットしたアクリル板をフレームに取付ける前に、フレームにゴムパッキンを設置し、水密性を向上させます。
0
写真は、鋼製のフレームにゴムパッキンを設置したところ。このゴムパッキンを挟み込むようにアクリル板を取付けると下写真のようになります。
5
これで空が見える、天窓兼ハッチがほぼ完成です。
アクリル板はビスで固定しているので、ビス周囲にシーリングし、先ほどのパッキン周囲にもシーリングを施して完成。
8

つづいて、ハッチの取付作業です。
ハッチの取付に先立って屋根の開口側にも防水用パッキンを取付ます。
1
7
天窓で、開閉できるものを作るとなると、防水については入念に検討する必要ありです。このCamping Truckは常時、屋外に設置するものではありませんが、後学のために、考えられる限りの防水対策を施してみました。

今回も長くなってしまいましたが、取付完了後の写真がこちら。
1
開けるとこんな感じになります。
4
下から覗くとこんな感じです。写真中央の金物で引き寄せてロックします。
5
夜になると、明りが漏れて、ハッチ(天窓)が分かりやすいです。
0
屋上にハッチを設けることで、屋上も利用可能なスペースになります。
屋上は、日当たりや眺望、通風といった面で、建物でも一番の場所。このCamping Truckを大きな木の下に横付けし、枝葉の真下にくる屋根テラスに上るのが楽しみです。😀

今回は、これで終了です。
長丁場ですが、次回もご覧いただけると幸いです。😃

 

PAGETOP